人と会うときに第一印象として見られるのが顔ですが、マスクを毎日着用する生活になり早3年が経ちましたね。
今回は、とくにマスクで隠すことのできない「眉」「目」「頬」に注目し、オトナ映えメイク術をご紹介します!!
眉は【骨格】を意識する!
眉は人によって生え方が異なり、大きく分けると下記タイプに分かれます。
①眉の形がきちんとあるタイプ
②眉毛がまばらに生えて、形がつくりづらいタイプ
それぞれご紹介していきます。
眉の形がきちんとある方は、眉の形を維持するためにクリアジェルで整え、カラーマスカラで抜け感をだしましょう。カラーマスカラは髪色にあわせますが、黒髪の方はブラウンを入れて抜け感を出すと垢ぬけた印象になります。
眉毛がまばらに生えて、形がつくりづらい方は、ポマードタイプ、パウダータイプまたはペンシルタイプのアイブロウを使い、眉をつくります。「眉頭」「眉山」「眉尻」3点のポイントを押さえて、なだらかめに作りましょう。
眉山の角度がするどい方は、眉山にあわせて形をつくると角ばってキツイ印象になってしまうため要注意です。
今回は形が作りづらい方向けに、カンタンにできる5STEPをご紹介します!
眉の描き方5STEP
①眉山より眉尻にかけてポマードのアイブロウで線を描き、眉頭と眉山、眉頭と眉尻もそれぞれつなぐように描きます。
②眉の形をつくったらポマード、パウダー、ペンシルなどで眉毛を1本ずつ描くようにすき間を埋めていきます。塗るように埋めてしまうと、いかにも眉を描いている印象になってしまうため要注意です。
③クリアジェル、カラーマスカラを使用し、眉毛の形・色のバランスを整えます。
④眉用のハイライトを筆にとり、眉回りの毛穴などを埋めるような感じに眉の形を整えます。
POINT
ポイントは骨格に沿って眉をつくることが大切です!流行に乗って並行眉やアーチ型、太眉に整えても、その形が自分に合っていないと不自然になってしまうので注意してください。
また、アイブロウのカラーは髪色に合わせた色を選んでください。黒髪なのに眉だけ明るい色、茶髪なのに眉だけが黒いなどアンバランスだと印象もよくありません。
大人眉を作るおすすめアイテム
アナスタシア ミアレ ブロウ ポマード(全3色・¥3,080)
今回使用したアイブロウ。筆にとって描くタイプで汗・水に強いですが、スクリューブラシでサッと消すことができるので描きなおしもしやすく使いやすいです。今回は「02キャメル」を使用しました。
アナスタシア ミアレ ブロウ パウダー(全3色・¥3,520)
眉毛の形をつくるときやすき間を埋めるとき、またポマードの上から色が落ちないようにフェイスパウダー感覚で使うなど、さまざまな使い方ができます。
今回は「01サンドベージュ」を使いました。
アナスタシア ミアレ クリア ブロウジェル(¥3,300)
クリアジェルを使用すると、眉の印象が変わります。ボサボサの眉より、ジェルで形をつくると好印象なのでオススメです。
アナスタシア ミアレ カラー ブロウジェル(全3色・¥2,970)
髪色にあわせたカラーマスカラを選ぶと、眉が浮かず色がなじみ、垢ぬけた印象にみせてくれます。
今回は「02キャメル」を使用しました。
アナスタシア ミアレ「ブロウハイライター」(全2色・¥3,080)
ハイライトは、眉の形や眉周りの色味を整えるため使用します。
今回は「01アイボリー」を使用しました。
目は【パーソナルカラー】を意識!
人と話すとき、相手から一番見られるパーツが「目」ですよね。
そこで、映えるアイメイク術をご紹介します。
まず、アイシャドウの色は自分のパーソナルカラーを意識して選びましょう。
よく「イエベ」や「ブルべ」という言葉を耳にすると思いますが、肌や髪、瞳の色など自分の生まれもった色素からわかる似合う色のことをパーソナルカラーといいます。
ネットでもカンタンに自分のパーソナルカラーを調べられるので試してみてください。
パーソナルカラーのイメージ
・イエローベース ⇒ 黄味を含んだような温かみのある印象
・ブルーベース ⇒ 青みを含んだようなクールな印象
今回は、普段メイク映えしづらい方向けにオトナ映えするアイメイク術をご紹介します。
①アイシャドウベースを手の甲に少量とり、上・下瞼に手でつけ伸ばします。
②ベースをつけた上瞼のアイホール全体にアイカラーをブラシで重ねます。
③締め色を目のキワに、細めのアイシャドウブラシで塗ります。
④まつ毛のキワの中央から目尻にかけてアイライナーを引きます。
⑤下瞼にリキッドアイシャドウをつけ、涙袋を作ります。
⑥カラーマスカラでまつ毛の長さを伸ばしビューラでカールすることで、目がより大きくみえるようにします。
POINT
アイシャドウを塗る前に「アイプライマー」を使うと、あとから使うアイシャドウの発色が良くなり、メイク映えします。
パレットについているアイシャドウチップより、アイシャドウブラシや指で塗るほうがキレイに色をぼかしたりなじませたりすることができるのでオススメ。
カラーマスカラの色は、黒よりブルー系やブラウン系を使うと垢ぬけた印象になります。
大人のアイメイクを作るおすすめアイテム
トムフォード エモーションプルーフ アイ プライマー(7ml・¥5,060)
少量でとても伸びがよく、あとに使うアイシャドウの発色も良くしてくれます。
シャネル レ キャトル オンブル ツイード(全4色・2g・¥11,800)2022年秋限定品
「02ツイードプールプル」を使用しました。ピンクやパープル系のブルーベースの方にオススメの色で、左上と右下のパープル系の2色を使いオトナっぽく仕上げてみました。
シャネル「スティロ ルミエール ルガール」(全2色・1ml・¥4,620)2022年春限定品
涙袋をつくるのにオススメです。下瞼の目のキワに塗ると、パーリィーな印象になります。今回は「557エクラ」を使用しました。
アンプリチュード「ロングラスティング アイライナー(リフィル)」(全4色・0.1g・¥3,080)
ウォータープルーフで水・汗に強いアイライナーです。別売りのアイライナーホルダー(¥770)の購入が必須で、ホルダーにリフィルをつけて使用します。ホルダー下部にはチップがついているため、ペンシルで描いた箇所をぼかすのに最適。
今回は「02ブルーブラック」を使用し、黒でラインを引くより柔らかい印象にしました。
アンプリチュード エクストラボリューム カラーマスカラ(全9色・6.8g・¥4,840)
ボリュームが出る上、長さも際立たせるマスカラです。今回は「06ブルーブラック」を使用し、抜け感を出しました。
頬はチーク&ハイライトで【血色感&透明感】をつくる!
チークは、肌に血色感をだすための必須アイテムです。自分のなりたいイメージに合わせてチークを使い分けてみましょう。
チークの種類となりたいイメージ
クリームチークは、内面からジュワっと血色感が滲みでるような仕上がりになります。
また、パウダーチークは、ふんわり感のある仕上がりになります。
パーソナルカラーに合わせた色を使用すると肌なじみが良く、浮きにくくなるでしょう。
ここからは、クリームチークと、パウダーチークのオトナ映えのつけ方をご紹介します!
クリームチークの場合
指の腹にクリームチークをのせ、頬の山頂付近にポンポンポンと広げます。チークのついていない指も使いながら、色を調整して肌になじませます。
パウダーチークの場合
チーク用ブラシで頬の中央からこめかみにかけてサッとチークをのせます。1回ではうまく発色しないため、数回重ねづけするとフォギーな感じに仕上がります。
大人チークとしておすすめなアイテム
クレ・ド・ポー ボーテ ブラッシュクレーム(全3色・6g・¥4,950)
今回は、2021年ホリデー発売色「202ジョイフルインピンク」を使用し、ほんのりピンクで血色感を足してやさしい印象に仕上げました。通常販売色は3色あり、ローズピンクやピンクベージュ系のパーソナルカラーを問わず使うことができる色になっています。
シャネル リップ&チーク ボーム N°1 ドゥ シャネル(全6色・6.5g・¥6,050)
2022年に発売し、一時期インスタグラムでもバズったことでネットや店頭でも欠品続出の名品です。
リップとチークとして使用でき、発色がとてもキレイです。ポーチやバッグにインするだけで外出時のメイク直しもカンタンにできます。写真は「05ライヴリーローズウッド」です。
コスメデコルテ AQブラッシュ(全7色・4.6g・¥7,480)
インスタグラムでもバズった色がある名品で、粉の質感もよくブラシでチークをつけるとふんわり感が出せます。付属品のブラシは触り心地よく、外出時はポーチやバッグにインするだけでメイク直しもカンタンにできます。
今回は「02ヴィンテージオーキッド」を使用し、アイメイクのモーヴ感とあわせました。
透明感を出すハイライトのつけ方
ハイライトは、基本的にTゾーン(おでこ~鼻筋にかけて)につけますよね。
マスクを付けているとハイライトの効果が分かりにくいかもしれませんが、マスクから見える範囲で透明感を出す方法をご紹介します!
①ハイライトをブラシで軽く取り、Cゾーン(目の周り)や目の下(クマができやすい箇所)につけます。
②鼻筋にもつけ、顔に立体感をだすことにより目元と鼻に透明感をもたらすことができます。
クレ・ド・ポー ボーテ ル・レオスールデクラ(全6色・10g・¥9,350)
ブランドを代表するハイライトで、2022年にリニューアルしました。
ブルべ・イエベそれぞれに向けた色があり、どちらのパーソナルカラータイプにも適しています。
きっと、アナタにあう1色が見つかるはず!今回は「201トワイライトグロウ」を使用しました。
シャネル ボーム エサンシエル(全5色・8g¥6,600)
グロウスティックタイプのハイライトで、濡れたようなツヤ感を出してくれます。
全5色あり、透明感を出だす場合はスカルプディング、トランスパンが美容ライターオススメの色です。他にもチークとして使うことができる色もあるのでおすすめ。
「トランスパン」は手でつけたり、スティック状なのでそのまま直に塗ったりと様々な使い方ができます。
オトナ映えメイク術のコツ
「オトナ映えメイク術」をおさらいします。
①眉は「骨格」を意識
②目は「パーソナルカラー」を意識
③頬はチーク&ハイライトで「血色感&透明感」を作る
今回は、マスク生活の中で人々の目にふれる顔のパーツ「目」「眉」「頬」に注目し、オトナ映えメイク術をご紹介しました。
映えメイクがむずかしく、いつも守りのメイクになってしまうアナタ!ぜひ試してみてくださいね。
〈美容ライター〉さくまみ
https://www.instagram.com/invites/contact/?i=nwrw13i3fin0&utm_content=pw7ob8x