秋冬になるとカーキカラーは、店頭で目にする機会が増えるのではないでしょうか。
挑戦したいと思いつつ、色味が多く「似合わないかもしれない」「クールな印象になってしまいそうで苦手」と思うこともあります。
そこで今回は、カーキ初挑戦の方必見の「カーキカラーの選び方」についてご紹介いたします。この記事を参考に、トレンドのカーキメイクにぜひ挑戦してみてください!
選び方で印象が変わる!カーキメイクの魅力とは?
メイクに「カーキ」を取り入れることで、シャレ見え抜群!
シックで落ち着きのあるカラーメイクを楽しめます。マニッシュに寄りがちなカラーですが、色の合わせ方によってクールな顔だけでなく美人感も演出し、幅広いシーンで活躍するカラーです。
また、「カーキ」と言っても黄土色のようなカラーもあれば、モスグリーンのようなカラーもあり色味の幅が広いのも特徴です。そのため、同じカーキカラーでも選び方次第で、印象がガラリと変わるメイクが楽しめます。
淡いカラーを使えば爽やかな印象に、こっくりとしたカラーを使えば大人っぽい印象に、発色に透明感や輝きがあるタイプなら春のメイクにも使えます。
色味の種類が多いからこそ、自分に合うカラーがあるはずです。どんな顔に仕上げたいのか、メイクの完成形を想像して、ワクワクしながら自分に合った色味を探してみましょう。
パーソナルカラー別①イエベ肌とカーキメイク
自分に似合うカーキの色味を知ることが、カーキメイクに挑戦するうえでとても大切になります。ここからは、パーソナルカラー別に見る「カーキの色味と相性」についてご紹介していきますので、自分のタイプにはどんなカーキを取り入れていけばよいのか、ぜひ参考にしてみてください。
イエベ肌はカーキとの相性抜群!
カーキメイクと相性が良いのはイエローベースの方です。イエベ肌は、黄みを含んだカラーが映えるパーソナルカラータイプなので、くすみや黄みを含む色合いが特徴のカーキは、顔なじみが良く相性が良いのです。
イエベ春×カーキ=華やかさアップ
肌色の明るい「イエベ春」タイプの場合、明るく鮮やかな暖色系や、黄みを帯びた色がピッタリです。明るい色味のものを選ぶことで、華やかな雰囲気を生かせ、パールやゴールドラメを含んだツヤ感のあるアイシャドウを使うと、さらに華やかさがアップします。
イエベ秋×カーキ=際立つ魅力
シックで落ち着いた雰囲気のある「イエベ秋」タイプは、深みのある穏やかな寒色系や、くすみカラーが似合います。そのため、質感がマットでくすみカラーのカーキアイシャドウがおすすめ。「イエベ秋」タイプは、カーキとの相性が特に良く、深みのある色味を選ぶことでさらに魅力が引き立ちます。
パーソナルカラー別② ブルべ肌とカーキメイク
ブルべ肌はポイントを押さえて
イエベ肌がカーキとの相性が良いのに対し、青み系の色が似合うとされているブルべ肌の場合、「相性が良い」と言えないのは事実です。しかし、「ブルベ肌にはカーキは似合わない」なんてことはありません。色選びや組み合わせなど、ちょっとしたコツを掴むだけでブルべの方もカーキメイクを楽しめます。
ブルべがカーキ色を選ぶ場合、黄みよりも「グレーよりのカーキ」、「赤み系のカーキ」、を選ぶことがおすすめです。色を選ぶことで、肌がくすんで見えてしまうこともなく、カーキメイクを楽しむことができます。
ブルべ夏×カーキ=大人な上品さ
上品でエレガントな印象の「ブルべ夏」タイプは、明るいトーンのくすみカラーやパステルな色を得意としています。マットな質感で、明るく柔らかい色味のカーキカラーを選ぶといいでしょう。
ブルべ冬×カーキ=凛とした清楚さ
クールでシャープな雰囲気のある「ブルベ冬」タイプは、ダークトーンの鮮やかな色や寒色系などハッキリとしたメリハリのあるカラーを得意とします。そのため、明度が低く、彩度の高い色味のカーキと相性がよく、パールやラメ入りのシャドウがおすすめです。
ブルべは、黄みを含むカーキだと肌がくすんできれいに見えないため、選ばない方が無難です。
また、組み合わせやすさを考えると、メインで使うというよりもポイント使いをすると、よりカーキメイクが取り入れやすくなります。
パーソナルカラーに縛られ過ぎず、メイクを楽しもう♡
これまで、パーソナルカラー別でのカーキメイクの取り入れ方についてご紹介させていただきましたが、こちらはあくまでも参考です。パーソナルカラーの相性に縛られるのではなく、パーソナルカラーをベースに、好きな色や組み合わせなど自由に考えて、メイクを楽しんでいきましょう。
〈美容ライター〉季原ゆう